第76回企画展 「小山の遺跡 速報展」

市内の遺跡の基本資料である『小山市遺跡分布図・地名表』(1997)には、414か所の周知の埋蔵文化包蔵地(遺跡)が掲載されています。小山市教育委員会では、これらの遺跡の現状を変更するような場合には、事前に試掘・発掘調査を行っています。また、重要な遺跡を保護する整備を行う情報を得るため、琵琶塚古墳や摩利支天塚古墳の学術調査も実施しています。
近年では、とくに宅地造成や店舗建設などの開発事業による遺跡の発掘調査件数が急増しており、身近な地域の歴史の大発見が相次ぎました。
今回の展示では、このような貴重な発掘調査の成果を遺物や写真パネルで分かりやすく紹介します。